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あと、地元の塩原小学校で、挨拶の仕方を教えたり、抹茶教室を開いたりしています。こういう地区に住んでいる子どもたちに、『女将の会』として何か伝えられることはないかと学校側からお話をいただいて。お茶の席では、ピンと張りつめた空気に、子どもたちもピシッとするんですよ。
女将というと着物を着てキャンペーンなんかしているイメージでしょうけど、塩原は小さい旅館や家族でやっているような旅館が多いので、女将さんたちも随分忙しいんですよ。
女将の役割というのは、やっぱり来ていただいたお客様にきちっとしたおもてなしをするというのが本来の務めだと思います。こうして着物でお客様に接したり、心を込めてお料理を作ったり、お掃除をしたり、お布団を敷いたり、…各旅館のそれぞれのおもてなしの形を大事にする女将さんたちの会にしたいな、と思っています」
「開湯1200年という年は、私たちにとって最初で最後です。そういう節目の年に、たまたまここに住む機会に巡り会った。すごいことだと思うんです。だから地元から盛り上げたいなって。開湯1200年は1回しかないけれど、その次の1201年、1202年と、ずっと続けていけるような何かを始めたいとも思う。例えば、各旅館のレベルアップを図ること…。1200年記念に行う事業をただのイベントに終わらせるのではなく、1250年記念くらいの時に、1200年のあの時、あれをやっといて良かったねって言えるようなことをしたい。あっ、でも1250年記念の時には生きてないよね。1220年くらいかな(笑)。そして、この節目をきっかけに、少しでもお客様が増えてくれればいいなって思います。
記念事業のひとつとして、『塩原温泉・湯っ歩の里』が作られることになり、来年の夏にはオープンします。これは、いつもこの節目を忘れないシンボリックなものとして残りますよね。完成を楽しみにしているんです」
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