『みんなが楽しんで、ワイワイできる空間が欲しかった…』
磯 恵子/「スペース結い」運営


磯恵子   

 主婦であり、三児の母である磯 恵子さんは、1年程前に、それまで店舗だった自宅の一部を改築して『スペース結い(ゆい)』というレンタルスペースをオープンしました。
 「気軽に集まれる心地よい空間を提供できれば」と話す磯さんにお話を伺いました。

 「以前、夫の祖母がここで文房具店をやっていたのですが、閉めることになってお店だった部分をどうしようかと考えている時に、丁度子どもが習っていた水彩教室で、人数が増えて手狭になったので新しい場所を探しているという話を聞きました。何かそういったスペースを作れば、水彩教室にも使えるかなと思ったのが、ここを作ったきっかけです。
 

 ただ何にでも場所を貸しますというのではなく、コンサートや講演会、発表会など、文化的な活動に使ってもらえればいいかなと。大きなホールを使う程ではないけど、自宅ではできないこと、…そういうことに利用できるスペースってなかなかないですよね。いろんなアイデアを実現させようと場所を探している人、結構多いと思うんです。
 今は、水彩、ピアノ、英語など、個人で教えている方に、教室の開催場所としてお貸ししています。また、フルートとピアノのコンサートや子どものためのコンサートなども開催されています」

 「置いてあるグランドピアノは、このスペースを作った時に入れました。ピアノがあれば、気軽にコンサートも開けるかなと思って。
 これから、この空間が、どんなことに利用してもらえるのか楽しみです。新しい人たちと出会えることも楽しみ…」

 「このスペースを作って良かったと思ったのは、子どもたちがいっぱい集まって来てくれること。みんなでワイワイガヤガヤ、この空間をいっぱいに使って遊んでいってくれます。ウチにも小さい子がいるのですが、一緒に遊んでもらったりもします。友だち同士、みんなで集まって遊べる場所が、だんだんなくなっているのかも。文房具屋さんだったからというわけではありませんが、昔、学校帰りに寄った文房具屋さんとか駄菓子屋さんみたいな、そういう雰囲気があるのかな。
 自分自身は、本当は人とやりとりするのがちょっと苦手なんです。交渉とかも得意じゃないし。でも、何かやりたいと思う気持ちはいつもあって、みんなで集まって何かを作ったりするのも好きです。


 だから、自然体でやっていきたい。同じように何かしたいと思う人が集まって来て、思いを実現してくれれば。そして、ここに集まる人の残していく空気を大切にしたい。それが、このスペースの心地よさと感じてもらえれば、とてもうれしいです」

 気負うところはないけれど、安心感のある縁の下の力持ち的存在、…お会いした磯さんの印象は、そんな感じでした。
 那須塩原駅近く、大原間小学校隣にある『スペース結い』へのお問い合せは、磯 恵子さんまで。また、『スペース結い』で行われる「こどものためのコンサート」のご案内を4ページに掲載しています。

  スペース結

※このインタビュー記事は、2004年8月5日発行の「那須野をむすぶコミュニケーションペーパーひなた」に掲載されたものです。
※ひなた本紙で掲載していた磯恵子さんの連絡先は省きました。「スペース結い」に関するお問合せはひなた編集部まで。



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