『いろんなシーンを共有したい。もっと気軽にワインを楽しんで』
日本ソムリエ協会・認定ソムリエ/五十嵐 沙織


五十嵐沙織

 金色のソムリエバッジを胸に付け、堂々とお客様にワインをサービスする日本ソムリエ協会・認定ソムリエの五十嵐沙織さん、23歳。受験資格を得る年令になってすぐに受験、見事に合格してこの10月からビシッと黒服を身にまとい、ホテルエピナール那須のレストランで活躍しています。
 「お酒がだ〜い好き!」と言う五十嵐さんにソムリエとして働く魅力、ワインの楽しみ方など伺いました。

「2年前、21歳でバーテンダーの資格を取りました。飲食関係の仕事に就いた時からお客様には、プロとしてきちんとサービスをしたいと思って来ました。こういうレストランでは、どちらかと言うとサービスは男性の仕事と思われがちなのですが、自分が女性であっても、お客様から信頼を得られるようになりたいとソムリエにも挑戦しました。
 ソムリエの黒いコートを着てバッジを付けると緊張します。まだ2ヶ月程しかたってないので、実感は徐々にという感じですが、憧れのソムリエになれて、本当にうれしい。フロアにいると見られているという意識がはたらいて、背筋がピンと伸びます」


 「ワインを楽しみながら食事をすると、よりゆったりとした気分で召し上がることができます。レストランの華やかな場所で飲むワイン、ご家庭でお鍋でも囲んで飲むワイン、もっといろいろなシーンでワインを楽しんでいただきたいですね。 
 例えば、今は、高原の冬野菜が甘味が増しておいしい季節です。レストランでは温野菜にしてお出ししているのですが、ご家庭でも温野菜の料理って結構ありますよね。味付けにちょっと酸味の効いたドレッシングなどを使う時は、ワインも酸味の効いたものが合います。

 また、パーティーへのお土産などにワインを持って行きたいという時は、あまり奮発せずに千円前後で売っているワインがおすすめです。さっぱりと軽い味わいで誰にでも飲み易いものが多いので。そして、赤か白か…、出されるお料理がわからないという時は、ぜひロゼをお選びになってみてください。辛口のロゼは、わりあいとどんなお料理にも合います。色も、とてもきれいですよ。
 こんなふうに、ワインを知らないという方にも、ちょっとしたアドバイスができればいいなと思います。ワインについてのいろいろなお話もしたいので、レストランにいらっしゃった時には、ぜひ声を掛けていただければうれしいです。また、お客様から教えていただくこともたくさんあって、勉強しながら成長していきたいと思っています」

 レストランで、ワインリストを前にすると緊張してしまうことも多いのですが、こんな『ソムリエール』さんなら気軽に質問もできそう。
 さて、引き続き五十嵐さんと先輩ソムリエの齋藤友紀さんに、『この冬、ワインの楽しみ方実用編』として、お話いただきました。6ページをご覧ください。

ソムリエ五十嵐


※このインタビュー記事は、2002年12月5日発行の「那須野をむすぶコミュニケーションペーパーひなた」に掲載されたものです。
 


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