『自分たちが楽しんで集まる。そうすれば、楽しい料理が提供できる』 那須高原シェフの会 代表/谷戸 博
四季のはっきりしている那須野では、採れたて野菜のおいしさは格別です。また、乳製品や牛肉、地鶏など、野菜以外の食材にも恵まれています。 『那須高原シェフの会』代表の谷戸博シェフは、「もっともっとおいしい料理を食べたい、って感じて欲しい…」と語ります。
「那須高原にあるホテルレストランのシェフたちが、自分たちの職場から横のつながりを作ろうと自発的に集まったのが『那須高原シェフの会』です。地元食材の生かし方や新しい素材の情報交換など、勉強会と試食会を行っています。会が発足して2年半、最近では、我々の厨房で働く若いスタッフの発表会みたいなこともやりはじめ、活動が大分充実してきました。 こんなこと言うと怒られるかもしれないが、ホテル主体でなく、あくまでもシェフとしての自分たちの集まりですから、とても楽しいですよ。次はこんなことしよう、その次は…ってワイワイやるんです。フレンチのスタイルもクラシックからヌーベル、各々が違った感覚を持っているし、これまでの勉強の仕方も違う。面白いメンバーが集ってます」 「野菜に関して言えば、ハーブも含めてその朝摘んだばかりの、まさに新鮮なものが使えるんです。本物の『朝採り野菜のサラダ』なんて、こんなに素晴らしいことはない。それに地元の農家さんの中には、積極的に新しい野菜を作るところも増えて、なかなか意欲的です。 我々はフレンチのシェフですから、そうした素材を使って『那須風洋食』を作るわけです。ここでしか味わえないウキウキするようなひと皿を、『どうぞラフな気持ちで、でもいつもよりちょっとおしゃれな気分で、心ゆくまで楽しんでください』って。 素材の調達、料理の仕方、お客様の楽しみ方までが那須風と言えるような文化が出来上がれば良いですよね」
「昨年は、地元のお祭りへの参加要請もあったりで厨房の中だけでは納まりきれないことも。今後は、いろいろな意味で『もっと外へ!』です。 ひなたさんで行うイベントでも、お客様からの様々な声が聞けるのではと期待してます。他のシェフはどんなことをやるのかと刺激になるし、お互いに負けられませんからね。(笑い)」
おいしいものをいただくと幸せな気持ちになりますよね。シェフたちにはどんどん美味しさの追求をお願いしたいところです。 ひなたでは『”那須高原シェフの会“をめぐるリゾートランチの集い』を開催します。詳しくは、6ページをご覧ください。
※このインタビュー記事は、2002年4月5日発行の「那須野をむすぶコミュニケーションペーパーひなた」に掲載されたものです。
※ひなたが『那須高原シェフの会』と共に行う食の集いは、ランチの会、夕食会、パーティーなど、引き続き行っています。 詳しくは、ひなた編集部までお問い合せください。